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2021.02.01

太鼓梁の墨付け・加工技術訓練

太鼓梁の墨付け・加工技術訓練

 本日、福岡県立 久留米高等技術専門校様 建築科にて、太鼓梁の墨付け・加工技術訓練の
見学をしてまいりました。
 内容は、小屋組みの概要・太鼓梁の墨付け・加工に必要な手工具等の取扱い・
実際の太鼓梁を使っての加工となっておりました。
 太鼓梁とは、皮を剥いた丸太そのままの状態から側面のみを削ぎ落とした梁のことで、
一般的に梁に用いられる角材より、断面が大きくなり、曲げに対する強度が高くなります。
しかしながら、形が一様な角材と違い、太鼓梁は元口(木の根っこ側)と末口(木の上側)で
太さも違いますし、曲がりもありますので、一本一本、大工さんの手刻みです。
どこを高さの基準にして墨付けをして、仕口をつくるかは、まさに大工さんの腕の見せ所です。
このような大工さんの伝統技術の継承を続けてほしいと思いました。

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